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落ちこぼれから、普通の中学生へ(1学期中間編)。Vol.1

これ、私の長男です。。

今回のブログは何回かに分けて書いていきたいと思います。

上記のタイトル「落ちこぼれから、普通の中学生へ」は、実は私の長男のことです。。。実は次男も勉強はかなり怪しいのですが、長男は今年度から中3で受験も控えていることもあり、余裕はまったくありません。。

長男に関しては、中2の最後の期末テストが、10点が連発し、なんと5教科の合計が100点前後という大失態。。背景にはテスト直前に胃腸炎を患い、発熱するとコロナと間違われ、本人も可愛そうだったのですが、大人に振り回され、テスト期間中ほとんど勉強ができなかったことも大きいです。

散々な結果だった2年3学期の定期テスト

今年2月から抜本的に見直し、5月の中間テストは、5教科の合計が284点まで回復しました。本人のこれまでの過去最高点数です。ちょうど平均点ぐらいではありますが、本人にしては、初めてのことらしく、勉強に対する意欲がこれまでになく上がっています。

今回は、勉強嫌いの中学生が、どのようにして意識を変えることができたのかという内容を共有できればと思います。

子供と親は別人格。

いきなり、「は!?」って感じですが、やはりここは再確認しておかないと、頭がおかしくなります。。私は親から「勉強しろ!」と言われたことはあまり記憶がなく、テストの結果に関わらず、自ら進んで何時間も勉強していました。

自分が親になって思うことは、私の親は、定期テストだけでなく、生活も含めて私を育てやすかっただろうなぁと推測します。

反面、自分が親になって思うことは正直、子どもたちには悪いのですが、育てにくいです(笑)。。子供たちは外で遊ぶことが基本、大好きなので、友達と遊ぶことが何よりも最優先順位としてこれまで育ってきました。そのため、勉強は苦行で、嘘をついてでも良いからいかに勉強から逃げるか、といった考え方が固定化されていました。

このことから、親の価値観と子供の価値観は、まったく違うというのを強く意識し、子供の価値観から物事を見る努力をしてみました(これこそ私にとって苦行でした。。)。

生活面からの見直し、

本人も2年生最後の期末テストは相当、こたえたらしく、良い転換点となりました。

私が長男にまず、徹底させたのは、勉強とは直接、関係がないのですが、生活面の見直しでした。

生活を改善する7つのこと

  • 部屋を整理整頓する。
  • 机の上を片付ける。
  • 学校からプリント類の提出
  • 10:30までに寝る
  • 遅刻は絶対にNG
  • 起きたらベッドメイキング

約3ヶ月経った今では、まだまだ改善の余地がありますが、以前に比べて格段に意識が変わり、大きく変化しています。

「生活面」の背景にある考え方は、「外部環境の改善」と、「時間管理(タイムマネジメント)」でした。学校の勉強は、簡単に言えば、いかに効率的に情報を処理するか、または記憶するかだと思います。その土台として、この2つを徹底的に、口酸っぱく言い続けました。

学習机の上の状況は、そのまま「頭の中」と同じ。。

私自身も、子供の頃は、整理整頓がかなり苦手だったのですが、失敗から学び、訓練で整理整頓を身につけたタイプです。個人的な感想ですが、机の上が片付いていると、勉強にかかるまでのリードタイムが短縮するだけでなく、精神的な負荷も小さい印象を受けます。

整理整頓されていない状況は、頭の中をみているよう

それ以上に、机の上や、身の回り、部屋の状況が、自身の内面の鏡だとすると、逆に部屋を片付けることで、内面が整理されていく感覚も覚えます。そのような自身の経験から、まずは身の回りの整理整頓を強調しました。

定期テストなどは、限られた期間で、いかに効率的に情報を覚え、それを整理するかという訓練だと捉えた場合、整理整頓する力は、そのまま勉強に直結すると考えています。

反抗期ど真ん中の長男なので、ぶつかることもよくありますが、とにかく「何故」を根気強く理論的に説明しました。正直、理論的に説明しても、自身を変えることができないなら、それは子供の素質(そこは「親と子」は別人格として受け入れます。)として受け入れて、諦めようと思っていましたが、途中ぶつかりながらも、変化しようという態度が垣間見られました。

親子で衝突することも、よくありました。。

自律ノートの習慣化

同時に、「自律ノート」も導入しました。こちらは、以下の書籍の影響を強く受け、導入した結果です。

『高校受験は、「内申点アップ」が9割』

こちらの書籍からも生活面の改善の重要性を説かれていたため、非常に好感を持ちながら、拝読させていただきました。一発勝負の受験よりも、日々の生活を改善、向上させていく姿勢は、受験や勉強以外にも大きな参考となると思います。

自律ノートの詳細は、本書籍のものをそのままPDF化して利用しました。著作権の問題もあるので本ブログでは添付しませんが、ご興味のある方は一度、手に取られてはと思います。

次、具体的な勉強法について、Vol2のブログで記載させていただきます。